初心者がFXで失敗しないためには絶対にルールが必要です。
FX取引をやってみればわかりますが、ゲーム感覚でお金が動くので楽しいです。
相場が予想通りの時は「上がれ!もっと上がれ!」と声が出てしまうほどです。
しかし、それはパチンコや競馬と同じくギャンブルでしかありません。
かくいう私も、興味本位でFXを始めてすぐに資金を溶かしてしまいました。
私は過去に、ギャンブルで多額の借金をしたこともあります。
私はFXをギャンブルにしないために、様々な書籍やWEBサイトなどで勉強しました。
そこで、以下の3つのルールが必要だと感じました。
- 損失額の上限を決める。
- 注文を出すタイミングを決める。
- 取引を記録する。
初心者がFX失敗しないためのそれぞれのルールについて説明いたします。
損失額の上限を決める
1回の取引で許容できる損失額は資金量の1~2%に抑えましょう。
FXは資金量が大きければ儲けも大きくなります。
反対に資金量が少なくなれば儲けも少なくなるのです。
ですから、資金量を減らさないような戦略が必要です。
5万円の資金なら、損失の許容限度は500円~1,000円になります。
一方、利益の目標は1~5%とし500円~2,500円とします。
負ける時は小さく、勝つときは大きく勝つことを目指します。

注文を出すタイミングを決める
注文を出すタイミングも決める必要があります。
値上がりを予測し、買い注文をする場合のタイミングについて説明いたします。
ファンダメンタル分析とチャート分析のすべてが上昇傾向を示すときのみが買い注文のタイミングです。
まずファンダメンタル分析です。
為替レートは金利に影響を受けるのでその国の金利が上昇傾向かどうかを確認します。
つぎにチャート分析です。
自分が売り買いをする期間よりも長い期間におけるチャートを確認します。
デイトレードで数時間~数日で取引をする場合、週足や日足のチャートです。
その後、時間足や分足のチャートを確認し、全て上昇傾向であることを確認して買い注文を出します。
無理して注文せずに、負けにくい取引を目指しましょう。

取引を記録する
自分が行った取引を記録することで、自分の経験値を上げましょう。
具体的には下記の項目についてスプレッドシートで一覧にします。
- 注文日
- 注文内容
- 決済日
- 決済内容
- 注文した根拠(ファンダメンタル分析とチャート分析の考察)
- 決済した根拠(ファンダメンタル分析とチャート分析の考察)
こうした記録をすることで、判断力を磨くことができるようになります。
注文や決済のタイミングを良くする事は勝率を上げることが目的ではありません。
1回の取引における利益額を最大化する事と損失額を最小化することが目的です。

まとめ
FXは投資のような安定的な資産運用ではありません。
相場の動きを予測してお金を増やす投機的なゲームです。
しかし、ギャンブルのように運任せにしてはお金を失ってしまいます。
まずはルールをしっかり守って、負けない方法を確立しましょう。
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